4月から訪問介護の報酬が下げられました。
ただでさえ、低賃金で人が集まらないのに、どうして下げるのか、理解できません。
訪問介護のヘルパーの有効求人倍率は15.53倍だそうです。
全産業の平均が1.31倍ですから、圧倒的な人手不足です。
給料が安すぎて人が集まらないのです。

「おひとりさまの老後」が危ない、という本を読みました。
介護保険の財源が足りず、必要なサービスを提供できないそうです。
現行の全国平均月額6000円強の介護保険料はほぼ限界らしいです。
福祉経済学者の権丈善一は、「介護保険の問題はすべて財源問題一本に絞られた」と言っています。
税金の投入額を増やすしかありません。
日本の介護のマンパワーへの予算の投入は福祉先進国に比べると圧倒的に低いです。
デンマークの在宅ヘルパーは、高卒3年目で一ヶ月48万円だそうです。
これくらい払えば、人手不足も解消するんでしょうけどね。
上野先生によると、厚生労働省は、訪問介護のうち、清掃や洗濯などの生活援助を介護保険から切り離して、ボランティアや家事代行サービスを利用してほしいそうです。
お金がかかりますね。

防衛費を1.5倍にするらしいですが、介護業界にもお金を回して欲しいです。

話は変わって。

競技会、終わりました。
今回は、三次予選まで進めました。
B級に上がって初年で、ここまで粘れば悪くないです。
しかも、練習は先月の大会から3回しかやってないですからね。
次は何とか最終予選まで進みたいのですが。

こんな風に踊りました。

WDSF European Championship Standard 2023 | Semifinal Quickstep (youtube.com)

うそです。
とにかくきつかったです。ゼエゼエ、息が切れました。