録画していた「欲望の資本主義」という番組を見ました。
「日本の会社と生産性の謎」というテーマでした。

ハーバード大学の教授、レベッカ・ヘンダーソンによると、日本企業の競争力が落ちているのが問題だそうです。
その大きな原因の一つは、労働力の移動が少ないから、らしいです。
終身雇用が基本ですからね。
みんな仕事に飽きてしまって、生産性が上がらないのです。
できるだけ多額の退職金をもらうために、面白くもない仕事を続ける人が多いです。
転職したら、年金も激減しますからね。
私の勤める会社には「永年勤続者」に金一封を贈る制度が今でもあります。
日本の会社には強い軸足を生かしたピボットが必要なんだそうです。

なかなか日本の社会は変わりません。
日本は「スローの国」なんだそうです。
変化が遅いんですね。
経営陣の決断も遅いです。
元ネスレ日本の社長の高岡氏によると、失われた40年になるのは避けられない、らしいです。

話は変わって。

私の相方さんは社交ダンスの中で、スローフォックストロットが一番好きなんだそうです。
左右交互のスウィングは気持ちいいですからね。
私も嫌いじゃないですが、女性を気分良く踊らせるのはなかなか難しいです。
音楽に合わせるのが一苦労なんですよね。
競技ダンサーでも、8割近くが音を外しているそうです。
先日、パーティで踊ったピアノの先生によると、どうにかぎりぎりで合っている、と言われました。
ちょっと自慢です。

https://www.youtube.com/watch?v=RmIgmqNIM9o